やどかりとペットボトル
2008年で一番面白かった本。
書評家の中で一番好きなトヨザキ社長が、絶賛していたので読みました。
氏の著作は多分過去何冊か読んだんだけれど…読んだこともあやふやになるくらい
あまり興味持てず…だったのですが。
この本は、ほんっとうにっ、面白いです。
最高に面白いテンターテインメント小説です。損はしません。
酒見賢一氏の「陋巷に在り」が好きな方なら、なおお勧め。
分厚さもものともせず、一気に読めます。
舞台は、幕末の頃の琉球王国。物語は一人の少女が、官吏となるため宦官に扮し、
科試(官吏登用試験)を受けるところから始まります。
もう、次から次にジェットコースタのように物語は展開します。
これ、映画化とかしないかな。絶対面白いと思うんだけど…。
主役の寧温は、石原さとみあたりとか、いいんでねえか?
すごく男装が色っぽそう…!み、観たい…!!
で、芋蔓式に文庫化されたシャングリ・ラも読んだのですが、こちらも面白かった。
いいよ、池上永一!
で、今日読了したのは、「やどかりとペットボトル」
エッセイ集です。…どこまで本当なの?
特にお母さんの話。本当だとしたら、かなりツワモノな母上。
幼少期にこんなことばかり考えているとしたら、かなり屈折していたこどもだった
でしょうね…。でも、ちょっと、わからんでもない感覚。
やどかりとペットボトル 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2006-11-16 |
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テンペスト 上 若夏の巻 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2008-08-28 |
テンペスト 下 花風の巻 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2008-08-28 |
シャングリ・ラ 上 (角川文庫) 価格:¥ 780(税込) 発売日:2008-10-25 |
シャングリ・ラ 下 (角川文庫) 価格:¥ 780(税込) 発売日:2008-10-25 |