「誰も守ってくれない」
先日BSで放送されたのをみる。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2009/09/02
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ある日突然「加害者の家族」として世間の非難を浴びてしまう。
執拗なマスコミの取材。世間の無責任な中傷。周囲の人間の変化。
正義だとか自由だとかモラルだとか、所詮紙一重なんだなあ〜・・・。
重苦しい内容なのですが一気に観終わってしまった。
特に前半の緊迫感がリアルで。実際もこうなのかと思うくらい。
(籍の手続きの下りとか、現実もあんな淡々と事務処理されているんだろうなあと思わせる)
その分後半の失速感が。あと父親の存在の軽さ。事件の元凶って父親だよね・・・。
クローズアップされているのが妹だから仕方ないけど、気にならなくはない。
2時間で納めるという制約上こういう感じになったんだろうけど、
こういう映画は時間が多少長くなっても、丁寧に撮ってほしいなあと思うところ。寸足らず感がもったいない。
ところどころ「?」な所があったけれど、スピンオフのドラマがあったんですね〜・・・。
観たいなあ。
あと、佐藤浩市はこういう役がよくハマる。