海街diary

今日も雨・・・。

なのですが、映画を観に行く。先週から公開している「海街diary」
吉田秋生信者としましては、大変気になっていた映画なわけで。

ざっくり言うと、とても雰囲気の柔らかい映画。
仰々しい起伏がなく淡々と物語が進むんだけれども、それが心地よい。
四季の移ろいだとか、鎌倉の風景だとか。
鎌倉の醸す空気って他にない感じだよなあ〜。あ〜やっぱり行きたくなるのう。

2時間という枠に収めるためと、4姉妹の物語という制約もあって、4姉妹以外の扱いがちょっと雑だなあという印象ですが、
おおむね原作の持つ世界観からは外れてないかな。
なんだかね、あの映画だとよっちゃんの元彼の藤井君の存在がよくわからんな。
あと、よっちゃんの上司の加瀬亮。せっかくの加瀬亮なのに、ただのいい上司！勿体ない・・・。

心の機微を丁寧に描く物語なだけに、どの部分をすくい上げるかというのは、難しい作業なんだろうなあ。

長澤まさみのスタイルの良さが素晴らしく完璧。どうしてもそこに目が行っちゃう。
すずちゃんはまんますずちゃんでかわいらしかった〜。桜のトンネルのシーン良かった。
旺志郎君が大きくなってた・・・！こないだまで小学生だったような・・・？あの年齢の子はあっという間に大きくなるんだなあ。
しみじみ。
食事のシーンも多いのですが、どれも美味しそうで。しらすトーストやっぱり気になるよね。

唯一残念なのがパンフレット。・・・全国ロードショーのパンフレットとは思えない。内容はとってもいいんだけど。体裁が。
同人誌なの？フリーペーパーなの？という仕上がり具合。もったいないよう。