過去と現在

今日観たのは、華麗なるギャツビー
以下、さらっとネタばれ含むので要注意。

レオ様を映画館で観るのは実に13年ぶり。(最後に観たのはザ・ビーチ
書いてて自分でびっくりした・・・。一昔前かよ。
久しぶりにスクリーンで観るレオ様は、
昔の顔そのまま、年相応の皺というかたるみというか・・・不思議な感じがした。
ブルーアイズは相変わらず美しくてあんなきれいな瞳で観られたら、そりゃたまらんわ〜。
ただ、レオ様に腕毛!胸毛!
20代前半の少年のようなレオ様で時が止まっていたので、大きな衝撃。
しかし、スーツ姿・タキシード姿は美しくてうっとりですがな。

142分とちょっと長めの上映時間ですが、あっという間に終わった感じ。

感想はというと。
一言でいえば、過ぎたるは及ばざるが如し?
ニックの言うように途中で止めておけばよかったんだよ〜。
せっかくデイジーが逃避行しようって言ってたのに。
理想を求め過ぎてしまったんだよな〜。ある意味誇大妄想気味というか・・・。
これ、ラブストーリーなのか?誰一人まともな人間がいないような・・・ギャツビーも含めて。
ニックはただの傍観者だったし・・・。
ギャツビーは純粋なように見せかけて、ただ妄執にとらわれてるだけだったし。
デイジーの旦那が、お前の知らない時代の、夫婦の歴史があるというような会話に
盛大な切れ方してたのが、なんとも・・・。ここで、デイジーならずも引いてしまった。
ずっとデイジーのこと愛してたんだね・・・と思ってたんだけど途中からどうにも。
デイジーも大概な女性だったけど・・・。でも確かにあそこまでされたら途中で引くわ〜。
いくら相手がレオ様でも。
そしてデイジーの旦那が途中から、ティボルト(ロミジュリ)とキャル(タイタニック)に
見えてしようがなかったなあ。
ただロミジュリの時もタイタニックの時も、レオ様はただただ純粋な青年を演じてたので、
歳を重ねると純粋な思いだけでは対立構造として成り立たないよなと感じ入った次第。
そういう複雑な役どころを演じられるだけの歳月がたったんだよなあ。
ギャツビー像に関しては、レオ様がパンフレットにて語っていたのとおおむね同じ意見。
やはり絶対これラブストーリーじゃないよ〜。ラブストーリーに見せかけた何かだわ。
何かはよくわからんけど・・・。

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ロミジュリの時のレオ様は本当に美しかった。
こんなに美しい人が世の中にはいるんだと思ったな。
私の中での美しい人ベスト3に入るんだわ。今でも。

なんとなく監督繋がりで、ロミジュリでロミオが死ななければ、
ギャツビーになるんじゃないかなと妄想。
がむしゃらになれるのは若い時の特権。純粋に愛が理由で死ねるのも。
それで完結できるので、ロミオとジュリエットは美しい物語なんだよな〜。

久しぶりにロミジュリ観たくなったよ〜。
でも持っているのはビデオテープなので観れないのだよ。
ブルーレイ買い直すか?

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