カレーパンはすきじゃないけど

大好きな木皿泉氏が原作脚本を手掛けているドラマ、「昨夜のカレー、明日のパン」
予想通り、じんわり良かった。


あの不思議な雰囲気を日テレ(というよりも河野Pというべきか)以外でうまく演出できるのかな、と思ったのですが
杞憂だったようです。木皿作品特有のしみじみした寂しさとその裏の温かさとか、ちゃんとこちらに届きました。


正直、仲里依紗嬢はイメージじゃないなあ(いや、いい女優さんだし好きなんだけど、もう少し年が上で落ち着いた感じのイメージだった)
と思っていたけど、いやいや。なかなかどうして。ちょっとしたしぐさとか上手いなあ。


この枠のドラマは当たりが多いなあ。
当たりというのが語弊があるのであれば、自分の琴線に触れる作品が多い。



このドラマが始まる前に、以前放送された木皿泉氏の密着ドキュメンタリー(と、薬師丸ひろ子のミニドラマ)が再放送されていたのですが
それも良かった。
そうそう今までずっと「きさら」だと思っていたんだけど、「きざら」さんだったということを知りました。10年以上経って真実を知る。
あと、かっぱさん(奥さんの方)が想像に反して、ちゃきちゃきしてたのでそれも驚き。もっとのんびりしてる人かと思ってた。
(エッセイを読むと、喧嘩ばっかりしているとは書いていたけど、なんだかイメージ的に)