蜩ノ記

どうにもこうにも首の痛みがひどい。


どうしようかなと思いつつせっかくなので映画を観に行く。
特に、絶対見たいと思うものもなかったのですが、選んだのは蜩ノ記
岡田君が出演しているし、テレ東の50周年作品ということでそうそうひどいことにはならないだろうという
謎のテレ東への信頼感に期待して。


平日だったとはいえ、年齢層が異常に高かった。
普段も年齢層は高めだけれど、輪をかけて。平均年齢推定60代って感じでしょうか・・・。



内容は、開始30分くらいまで、このまま2時間持つのか(私が)と思ったのですが、
終わってみたらとっても良い映画でした。
今の時代でこの雰囲気を出せるって凄く贅沢だなあ。
作り物感の一切ない映像。鳥の鳴く声だとか、移ろいゆく季節だとか、映像がとにかく素晴らしい。


最後、役所さん演じるところの秋谷が、まるで散歩でも行くかのように終わるのが良かった。
余計なものを足さないって大事。


岡田君は動ける俳優さんとして確固たる地位を気付いたよなあ。もうあの役は岡田君しかないだろう。
逆にそれが役の幅を狭めそうだけど・・・。大体役が固まってきている気がするような・・・。
悪役、観てみたいんだよなあ。
舞台とかやらないかなあ。観てみたいなあ。(ただそんなことしたらチケット絶対獲れないな)