ポップコーン地獄

今日は勤務時間の調整の関係で、午後休でした。


ので、せっかくなので映画を観に。
公開前からかなり気になっていた映画、「小野寺の弟・小野寺の姉


今年観た中で一番好きな映画!でした。
観る前から好ましい感じだと思っていたのですが想像以上に好きなテイスト。
こういう雰囲気の映画に本当に弱いなあ。と改めて思った次第。
1800円払っても全然損しない大変良い映画。私はね。
スペクタクルだとかカタルシスを求める人には、合わない(物足りない)かもしれないけれど。


すべての塩梅が絶妙で、本当に素晴らしい。
円盤が出たら欲しいかもしれないくらい。
舞台も観たかった。再演しないかな。舞台のDVDも買ってしまいそうな勢い。


お姉さんが片桐はいりっていうのがもうずるいよね。面白くないわけがない。
向井理も本当に良かった。彼の役の中で一番好きかも知れない。
彼の演技の嫌な部分(と言うと言葉が強すぎるので、苦手な部分と言っておこう、マイルドに)が今回一切感じられなかった。
ただのイケメンの役をすると、なんだか嫌味というかえぐみを感じるんだよなあ。
こういう役の方が本来あっていると思うよ。
ボサボサ頭の、猫背ぎみの姿がものすごく可愛かったんだよ〜。あんな可愛い弟、私も欲しい。


どんな遺伝子の姉弟なんだと思いつつ、ふたりの間の空気と言うか絆というか、たまらなく愛おしい。
ラストはもう号泣ですよ。なんだよ。ずるいよ。


あまりにも、どストライクだったのでパンフレットだけじゃなくて原作本も買っちゃった。


あ、初めて劇場でポップコーン買って食べたけれど、あんなに量いらないよ・・・。
食べても食べても食べ終わらないという地獄。全部食べたけど。