皆既食@シアターコクーン

今年最後にして、今年一番の良席。(前から3列目ですのよ!)


だったのですが、開演1時間前から具合が悪くなりましてね。
お昼に食べたお弁当が悪かったのか、自分の体温管理がまずかったのか、
東急デパートを歩いているうちに吐き気を催して、
これ、3時間もつのかね・・・と非常に不安に思いつつ。
端っこの席が良く当たるのですが今回は端っこではなかったので緊急の時はどうしよう・・・
とぐるぐる考えていたのですが、いざ開演してみたらね!吹っ飛んだね。吐き気。
3列目の驚異。


ただただ、岡田将生の美しさに見とれていました。
イケメンだとかカッコいいだとかもうそういう次元ではないです。とにかく美しかった!
色白い!華奢!肌が本当に美しい。そして、びっくりするくらいの小顔!
こういう人が俳優になるんだなという正しい見本みたいだった。
そして、ランボーは岡田君でなければ成立しないといっても過言ではないくらいハマっておりました。
小悪魔っぷりったら。


それにしても映画「太陽と月に背いて」自体10数年以上前に観ているので定かではないのですが、
ヴェルレーヌって酷い男だねえ。非常に利己的で下種。
ランボーの才能と肉体を愛しておきながら、若い妻の肉体も捨てられない。妻の両親を見下しながら財力に依存している。
酒乱で暴力をふるう。困難に直面するとその場から逃避する。だめんずオブだめんず、究極のだめんずですなあ。



場面の転換の仕方もなかなか工夫されてて面白かった。
メイドさんにふんした黒子さんがろうそくを消したりテーブルをセッティングしたり。


それとカーテンコールが非常にあっさりしていたんだけど毎回ああだったのかな。
スタンディングオベーションもなく。ちょっとびっくり。


思った以上に岡田君の舞台での演技が良かったので、違う舞台に出てくれるといいな。その時は是非見てみたい。